絵本
NHKで椎名誠が「絵本」の番組をやっていた。昭和30年代に福音館という出版社が創作絵本を出した。それまでの絵本は、桃太郎や、二宮金次郎、あとなんだろう、とにかく独創的なものは無かった。うちの親が、自分が子供の頃、絵本をいろいろ買ってくれて、その番組で紹介されていた、「ぐりとぐら」とか「かこさとし」のとか、長新太とか、ほとんど知っていた。ほんとにそれは感謝している。
子供の脳は、、新しい。脳科学者の茂木さんが出て来て言っていたことは、子供は寄り道が好きだと。ご飯も、大人になると、ご飯だけ無心に食う。子供は、寄り道が好きだから、ご飯食いながら、いろんなところに考えが及ぶのだ。大人は、全てに目的が生じてしまうのだ。 だから、ストーリーの結末を追ってしまう。子供向けの作品にはその必要がない。可能性がどこにも広がっている。 あと、絵本は、子供に読み聞かせながら、親も一緒に、その世界を旅していると。 その事は子供も覚えているんですね。一緒に旅をしているんです。
by sattak1974
| 2007-01-04 03:12
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