佐藤拓馬の「お勝手になさい。」

ベニヤボートの特攻兵器



NHKの「証言記録 兵士たちの戦争」。

戦争末期に、ベニヤ板で作ったモーターボートに爆弾を積んで、敵艦につっこむ「震洋(しんよう)」=「太平洋を震え上がらせるという意味」という特攻兵器が作られていた。

驚きである。

その多くは、敵艦に突っ込む前に輸送中に爆破されたり、エンジンと爆弾の間隔が近いためにおこる、爆発事故、敵艦に突っ込む前に攻撃にあうなど、沈めた敵艦は小さいものを含め、わずか4隻。

国内の木材で、大量に生産できるという利点で、自動車用エンジンと船首に250kgの爆薬を積んだ、5mのベニヤボートが6200隻作られた。

部隊に配属されたのは、予科練で、戦闘機の訓練をうけた若者たち。
5000人が集められ、半数の2500人が亡くなったという。

これに乗るのかと、ベニヤボートに面したとき、がっかりしたというのが正直なところだったらしい。

長崎で訓練を受けたのち、フィリピン沖での作戦の成果もむなしく、じりじりとアメリカの勢いに押され、最後は沖縄からの攻撃に失敗。
残された部隊は、最後は沖縄の地上戦で銃を手に戦ったという。

特攻命令が出て、それを見送った生存している仲間が、出発する仲間たちの笑顔が忘れられないという。
あれは作り笑いではないと。

これからいさぎよく、死ぬ、若者たちの別れの際に見せるくったくのない笑顔。
なぜ、笑えるのか。。。
想像することしかできない私。
いや、想像もできない。。

人間は魅力的で、不思議だが、
笑顔で特攻に向かう若者を、美しいなどと言ってはいけない。
戦争は、あってはいけない。
by sattak1974 | 2010-08-10 03:03 | Comments(0)
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